歯科用X線CT - 中村歯科医院

3次元的診断とは、水平断像（咬合面断像）、横断像（矢状断像）、縦断像（前頭断像）の観察が可能で、従来のX線検査では不可能であった顎骨、根管、歯周組織、顎関節、顔面部、などの繊細情報を得た上で病体および解剖学的位置関係を明らかにすることができるものです。
臨床的には、インプラントの埋入位置の計測、確認、埋伏歯の位置関係、難治疾患や根管治療時の病巣の大きさ、根管方向、歯周病による歯槽骨の状態の把握などに非常に有効です。
本システムを用いることにより、診断が正確になり、さらに3次元的に対象部の形態や位置関係を正確に知ることができることから、治療および手術を適切に安全にしかも短時間で行うことができます。

1）高画質:診断に必要な画像情報を高精細な画質でお届けします。
（従来のCT撮影に比べ、8倍の解像度を有します。）

2）低照射線:D感度フィルムデンタルレントゲン約3枚分（Ф40×H40mmの場合）で患者さんに優しい装置です。

3）撮影範囲:広い撮影領域Ф80×H80mm、Ф60×H60mm、Ф40×H40mmの切替式で、領域が広くなっても高解像度を維持します。
※約90%の症例はФ40×H40mmの撮影領域で対応できます。

4）撮影後のデーターは先生方の利用方法に応じてお渡しします。
ワンデータービュアーにより、専用ソフトを所有しておられない先生方にもお手持ちのパソコンで3D画像を得ることができます。
またより高度な処理ができるビュアーソフト・ワンヴォリュームデータへの出力もできます。（すでにビュアーソフトをお持ちの先生で、当院のデーターを快適にご使用いただくためには、コンピューターのメインメモリー1GB以上、3DXビュアーソフトVer.1.61以上を推奨いたします。詳しくは、株式会社モリタ担当者にお問い合わせください。）

※ただし、ワンヴォリュームデータご希望の先生方には一度、当院での研修が必要となります。

5）その他の形式で画像データーをご入り用の方はご相談ください。